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オバマ米大統領の天皇陛下へのお辞儀に米国内で批判〜米国の権威を損なう?
 ニュースで、オバマ米大統領が天皇陛下へ深々とお辞儀される様子が映っていたので、「アメリカ国内で批判が起きるよ」と高校生の息子に話をしていたら、案の定でした・・・。
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陛下へのおじぎに批判=「大統領として不適切」−米メディア
 【ワシントン時事】オバマ米大統領が訪日中の14日に皇居で開かれた昼食会に出席した際、深々とおじぎしながら天皇陛下と握手したことに対し、米メディアでは16日、大統領としてふさわしくない行為だったなどと批判的な報道が続いた。 FOXテレビは、大統領のおじぎについて「卑屈に見える」と語る識者の談話を紹介するとともに、「米大統領が他国の元首におじぎする外交儀礼上のしきたりはない」と指摘。(略)(2009/11/17-10:27)

【 4月にも・・・ 】

 今年の4月だったか、オバマ米大統領が金融サミット出席のために訪問したロンドンで、頭を下げたような姿勢でサウジアラビアのアブドラ国王と握手をしたために、「お辞儀をした」のではないかと、米国内でちょっとした騒動になったことがありました。
 どうしてお辞儀がイケナイのかと言うと、「米国の権威を損なう」ことになるから米大統領は外交儀典上、外国元首に一切お辞儀してはならないという暗黙のお約束事があるようです。

 ロンドンでの”お辞儀”について米ワシントン・タイムズ紙が、「国王の支配下にある者が行うような振舞いで前代未聞」「イスラムに多大な敬意を示すために体を折り、大統領は米国の力と独立を矮小化した」とまで論評した記憶がありましたから、天皇陛下へのお辞儀でを見た小生は「また米国内の保守派から批判を浴びるなぁ・・・」と直感しました。

 そして、案の定「卑屈に見える」などと批判的な報道・・・・。
 日本の文化からすると、オバマ大統領のお辞儀には敬愛の情が感じられて「行儀正しい振る舞い」に見えても、アメリカの文化からすると「けしからん」ということになるから、文化の違いってのは軽視できませんね。

【 アメリカのコンプレックス 】

 米国の国家元首がお辞儀をしてはイケナイと言うことは、建国からの歴史が浅いアメリカのコンプレックスみたいな気がします。
 アメリカ人には、長い歴史を持つ日本の皇室などへの引け目が潜在意識に潜んでいるのじゃないですか・・・。

 で、前にも書いたけどお辞儀くらいのことで批判を浴びるアメリカ大統領が、広島・長崎を訪問して献花するなんてことは幻想に過ぎない気がするんです。
 多くのアメリカ国民が原爆投下に肯定的な考えを持つ状況下で、オバマ大統領が広島・長崎を訪問して原爆投下を謝罪したと受けとめられでもしたら、アメリカ国内での政治生命は尽きますもの。
 だからオバマ大統領は任期が終わるまで「広島・長崎を訪問したい」と言い続けながらも、「今回は日程の都合で広島・長崎を訪問できない」という同じコメントが繰り返されると小生は予想します。
 未来永劫にわたって、オバマ大統領の個人的な希望よりも、米国の国家元首という立場が優先されるのだと思います。

【 アメリカの意趣返し 】

 話は変わりますが・・・・。
 オバマ大統領が日本訪問を終え、APEC首脳会議に向かった14日、当初は夕方に日本を立つ予定だったのに、予定を変更して日本滞在を数時間短縮し、午後2時半ごろシンガポールに向け出発しましたでしょ。
 スケジュールの空いていた数時間の間にオバマ大統領が都内を見物して一般市民と触れあうなどの「サプライズ」を演出するなどの日本向けのサービスは無いまま旅立ってしまった・・・・。

 たった数時間の滞在短縮だったからマスコミは大きく扱わなかったのだけど、予定を変更してまでの早々の出発は、普天間問題とかで議論が噛みあわないことや、鳩山総理がオバマ大統領を置き去りにして先にAPECに向けて出発しちゃったことへの”意趣返し””プチ嫌がらせ”だったような気がするんですが・・・・。
 「日本なんかには長居せずに、さっさと出国しちゃうよ」ってメッセージだったような・・・。

【 中国では・・・ 】

 結局、サービスと言えば、せいぜい幼少時に来日し鎌倉を訪れたことの思い出話として「平和の象徴である大仏を見上げたが、子供だったので抹茶アイスにより関心があった」と言って笑いを誘ったことぐらい・・・・。
 クリントン大統領来日の際に『ニュース23』に出演して市民との対話を行った時と比べると、随分素っ気ない訪日だった・・・・。

 で、中国では、16日の上海の大学生らとの対話集会につづいて17日には北京で胡錦濤国家主席と会談・・・・。
 微妙にというか、明らかにと言うか、訪日時の行程と中国での行程を比べるとオバマ大統領の対応には濃淡を感じます。



 まぁ、オバマ大統領の行動を必要以上に気にすることもないのでしょうけど、日本の存在感が急速に薄れて行っていることを、我々がどう受け取るかなんでしょうね・・・。
 日本が国際的に影が薄くても、幸せな国だったらそれでも良いような気もしますし・・・。
 だけど、影が薄い国になってしまって、もっと生活レベルが下がるのはかないませんしねぇ・・・。

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義務ではないものの、何の問題もないのではないか? →オバマ大統領の両陛下への「お辞儀」、米で波紋 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) オバマ大統領の両陛下への「お辞儀」、米で波紋 : 国際 : YOMIURI ONLIN
ピア 徒然見聞録様 | at: 2009/11/17 10:10 PM

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