キムタクの「MR.BRAIN」第6話◆青い扉、赤い扉の「アハ」で解決
- 2009.06.28 Sunday
- 11:52
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第6話
勝手に最終回だと思いこんでいたら、勘違いでした。
で、「アハ!」じゃなくって「アヘ〜」でした。
【 中途半端 】
第6話は、意外なほど盛り上がらなかったような・・・。
やっぱり、2つのネタを4〜6話の3回に薄めたのが間違いだと思います。
今回、開始20分で”同窓会乱射事件”が起きるまで、だらだらとした展開だったし、『仲間由紀恵事件』に1回半費やしたせいで、冗長で中途半端なエピソードのなっちゃった。
フジ『BOSS』の『生瀬=多重人格事件』に完敗だと感じました。
【 青い扉、赤い扉 】
<俊介人格>に、青いマークが付いた扉は”一般病棟”に繋がっていて、赤い方は”隔離病棟”だと先入観を植え込む。
九十九(キムタク)は、扉の”赤と青”に関する記憶を持たないはずの<主人格>に、10分後に一般病棟にくるように誘いかける。
かなこ(仲間由紀恵)は、”隔離病棟”と書かれた青いマークの扉を選んでキムタク達の前に現れる・・・・。
これで「俊介の記憶がないはず、多重人格を演じていただけ」として、かなこが多重人格ではないことが証明される・・・。
前回、”綾瀬はるか”が、赤と青の表示色を入れ替えた男子トイレと女子トイレを勘違いさせられた「アハ体験」が、今回の伏線になっていたのですが、いまいちパッとしない解決手法。(監視カメラの死角よりはマシか…)
キムタクが<俊介人格>に、妙に丁寧に「青い扉」「赤い扉」を説明していた時点で怪しいですよね・・・。
関係ないけど『BOSS』では武田鉄矢が「赤を切れ」で、天海祐希が「青!」でしたねぇ。
【 信じられない偶然 】
話は遡って、前回”偶然”にも、”キムタク”と”仲間 由紀恵”がすれ違っていたこと。
今回、キムタクが「信じられないことに、(かなこに)会いました」と言っていましたけど、あれって本当に”信じられない偶然”だったワケ?
この”偶然”は、あまりといえばあまりな・・・・。
【 きれいなお姉さん 】
今回、多少なりとも面白いと思った場面は、林田 (水嶋ヒロ)が”かなこ”について説明する際、「きれいなお姉さんって感じ・・・」と評していたところぐらいかな・・・。
仲間由紀恵が、パナソニックのCM「きれいなお姉さん」シリーズに出ていたのことに引っ掛けてたんでしょ。
あとは、とにかく、ひたすら、中途半端感が漂っていてダメ。
誘拐−監禁−復讐という峻烈な役柄を演じた仲間由紀恵は良かったんだけど、ストーリーにメリハリが無くって、勿体ないエピソードになったように感じます。
かなこの重い過去と、サラッと進んじゃう物語の進み方のバランスがおかしいんですよ。
さすがTBSって感じの酷い出来映え・・・・豪華さと中身が反比例してる、歴史的な”ダメ・ドラマ”・・・言い過ぎ?
【 綾瀬はるか 】
監禁された”綾瀬はるか”のキレ方がカワユイ!!
で、”綾瀬はるか”を単なる彩り程度に使うのはやめて欲しい。
もう少し、役割を果たしていいと思うんだけど・・・・。
それを言い出したら、水嶋ヒロをはじめ、その他大勢の大地真央、設楽 統、山崎樹範、田中裕二、トータス松本たちもそうなんだけどね。
【 脳科学者? 】
今さら始まったワケじゃないけど、言わずにいられない。
脳科学者・九十九は脳内の部位を説明したり、茂木先生でお馴染みの「アハ体験」を持ち出したりするけど、どうしても”脳科学者ならではの専門知識”で事件を解決している感じがしないんですよね・・・。
相変わらず、脳科学者である必然性が希薄・・・。
変人だと言っても「スキップ」「バナナ」「奇声を発して笑う」くらいだし・・・。
また、「5年前の事故」や「元ホスト」という過去も、ほとんどドラマと関係してこないでしょ・・・・。
これだったら、”少し変わった法医学者”って設定でよかったような・・・。
次回もゲストは豪華で、稀代のモテ男・海老蔵。
豪華キャストや豪華セットに、ストーリーが追いついてくるのでしょうか?
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