映画「ローレライ」★★★★★

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     福井晴敏の小説「終戦のローレライ」も良かったけど、映画版もなかなかの作品に仕上がっていて、小説版とは違った魅力に満ちていました・・・といいながら、フジテレビの地上波放送でようやく観るという無精な小生。
     小説では乗組員の人間関係やローレライ・システム=パウラの悲しみや痛み、絹見艦長の心の襞などが精緻に描かれ、また米軍と「伊507」の息の詰まるような攻防、高須達の“反乱”など盛りだくさんに書き込まれていました。
     映画版のストーリーは直線的でスリムですが、豪華俳優陣の演技と、”伊号第507潜水艦”を中心とした映像で直感的に心に響きます。
     艦長役の役所広司はさすがにイイ!
     妻夫木聡も適役だし、パウラのエキゾチックな魅力も・・・。
     そして脇役陣が豪華で作品が良くしまっている。
     ただし、ストーリーをはしょっているために小説に比べて深みが足りないきらいはあります。
     CG多用の戦闘シーンは少々勇ましすぎて本来この作品が持っているメッセージが間違って伝わる危惧も感じました。
     未来永劫アメリカに隷従する国家に成り果てることを憂い、敢えて東京を壊滅させ新生日本を建設しようとする浅倉大佐=堤真一と、日本人を信じ日本の未来を信じる絹見艦長=役所広司が通信で意見をぶつけ合うシーンがメインテーマを含んでいるのだと思います。
     単なるエンターテインメント、戦争映画、特撮映画と捉えるだけでは済まないメッセージを感じました。
     小説では映画になかった後日談があったのですが、映画版では割愛されていました。
     我々自身が映画の後日談を生きていると考えるべきなのでしょうか。
     戦後日本は浅倉大佐が危惧した日本に成り果てているのか、絹見艦長が望んだ未来になったのか・・・我々日本人に問われている気がしました。



    終戦のローレライ(上)

    終戦のローレライ(下)




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    • 2018.08.21 Tuesday
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      テレビでやっていた「ローレライ」を見た。日本映画としてはそれなりの頑張りだと思った。CGの技術などを抜きにしても、90年代であればこれほどのレベルのものも作れていなかっただろうな。最近の日本映画は一昔前よりかは全然おもしろくなってきている。というか一
      • ネヤガワ・デイドリーム
      • 2007/02/25 12:31 AM

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