『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(Season4)』第5話◆システムがショボイ…

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    『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(Season4)』第5話

    国会議員・児島(信太昌之)らがミハンを視察中、井沢(沢村一樹)らは大学病院医師・真田(猪征大)を捜査。真田はインターネット経由でサバイバルナイフを購入し、匿名で上司の中傷を行っていた。だが、山内(横山裕)が院内で不審人物を取り逃がし、混乱の中で真田が上司を刺したとして連行される事態に。視察中の失態に、公安部長・曽根崎(浜田学)は井沢の責任を問い…。
    今回は、大学病院が舞台となっており、今期7本目の”病院もの”って感じ。
    −◆−

    ミハン・システムが”犯人候補者”として大学病院医師・真田(猪征大)をリストアップしたプロセスが、設定が被る海外ドラマ『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』と比較するとショボくて、見劣りします。

    だって、ナイフの購入歴と、ネットに恨み言を書き込んだ2点だけで、”犯人候補者”としてはじき出してるんだもの・・・。

    海外ドラマ『クリミナルマインド』のコンピュータ解析専門官・ガルシアだったら、ミハン・システムなんかなくても、ビッグデータからもっと綿密にネットから犯人を割り出すよ。

    このドラマは、「日本全国の防犯カメラ映像、メール、電話、SNSの通信履歴など、あらゆるビッグデータを解析して割り出された未来の犯罪者」を追い詰め、犯罪を未然に防ぐことが肝なんだから、ミハン・システムが犯人を割り出すプロセスにはもっと説得力を持たさないと致命的な欠点となっちゃいます。
    −◆−

    さらには、ミハン・システムから割り出された真田は犯人では無かった。
    結局、犯人を割り出したのは、井沢(沢村一樹)たち刑事の推理!

    この時点で、『未然犯罪潜入捜査』の看板を下ろさなきゃいけない状態。
    あくまでも、ミハン・システムを活用して事件を未然に解決するパターンにこだわるべきだと小生は思う。
    −◆−

    今週残念だったのは、アクションシーンもキレを欠いていたこと。

    犯人グループのやつらはそれなりにキレッキレだったが、山内(横山裕)のアクションはイマイチで、その上、小田切(本田翼)はアクションを披露しなかった。

    『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』の清野菜名や横浜流星のアクションに負けてる。
    −◆−

    以上、欠点が目立った『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(Season4)』第5話でした。

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