『ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜』第3話を観た。

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    『ミス・ジコチョー
    〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜』第3話

    ライブ会場で火災が発生し、出演していたバンドの一員が命を落とす。演出で使われた花火が原因と思われたが、真奈子(松雪泰子)は業務用空調機械から発火した可能性を指摘する。その空調機械は野津田(堀井新太)がかつて勤めていた会社の製品だった。同社で大きな失敗をし、ショックから立ち直れずに退職した野津田は、古巣の元上司・黒島(千葉哲也)相手に萎縮する。
    『4分間のマリーゴールド』が好みじゃ無いので、裏番組で『ミス・ジコチョー』が放映されているのはありがたい。
    −◆−

    今回は、ライブ会場での火災事故の調査。
    出火原因と、ロックバンド「ルーズマリー」のキーボード担当・ルナが亡くなった原因を追及する真奈子(松雪泰子)や野津田(堀井新太)。

    事故原因調査のプロセスは、月9『シャーロック』よりミステリー要素が濃厚。
    真奈子(松雪泰子)が事故の原因を追及する経緯には、彼女の専門知識の裏付けがあって、説得力がある。
    月9『シャーロック』の獅子雄(ディーン・フジオカ)の推理より、納得感がある。

    また、助手である野津田(堀井新太)が過去の失敗を引きずりながら事故に向き合った様子も良く描けおり、ワトソン役の若宮(岩田剛典)の影の薄さと比べると、差異は明白だ。

    で、出火原因が業務用エアコンであるという結論を導き出したストーリーは、自信満々のメーカーをギャフンと言わせた点で痛快だった。

    並行して、ルナの死の真相を見いだした点も好感できた。
    −◆−

    と言うわけで、重ね重ね、月9『シャーロック』よりよく出来ていると思わされた。
    オシャレ度では『シャーロック』が上だけど、内容的には『ミス・ジコチョー』に軍配だと感じる。
    それにしても、月9『シャーロック』は、どこが「原作シャーロック・ホームズ」なのか分かんないなぁ・・・。



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