月9『君が心をくれたから』最終話◆奇跡は終わってなかった。太陽(山田裕貴)の花火に涙…
- 2024.03.19 Tuesday
- 07:31
- フジTV系ドラマ、番組
花火を見せる約束が間に合わず、やるせない太陽(山田裕貴)は、五感を取り戻すまでの間、支える言葉を雨(永野芽郁)に贈ると決意。日下(斎藤工)によると聴覚を失うのは1週間後だ。雨は、太陽の言葉を最後に聴きたいと頼むと、1週間を楽しもうと提案。思い出の地を巡る中、雨は初めて会った高校に行きたいと言い出す。その最後のデートで、雨はある願いを口にする。聴覚を失う日となった3月31日。
雨(永野)と太陽(山田)は、2人が出会った場所である長崎県立長崎高校へと向かった。
そこで雨は太陽に「会いに来てほしくないの。二度と思い出さないで。これが私の最後のお願い」と伝える。
さらに雨は「これでおしまい。私たちの恋は、もうおしまい。約束ね、さようなら。太陽くん」と…。
太陽が聞かされていたタイムリミットまで残り1時間の午後3時になった時、五感をついに失った雨は動かなくなり、心を失ったように無反応になる。
聴覚を喪失するのが4時だと聞かされていた太陽は「どうして!雨」と号泣。本当のタイムリミットは午後3時だったのだった。
太陽は日下(斎藤工)に助けを求めた。
すると日下が現れ「奇跡はまだ終わっていません。天から最後の言葉を授かりました」「奇跡とは、与えられた奇跡に対して、君たちが何を思い、どんな選択を取るか見つめるために存在する。逢原雨は、心を捧げる選択をした。次は君の番だ。彼女が差し出したその心を、受け取るか否か。君の選択を見せてほしい。もし受け取れば、天寿を全うできる。しかし断れば、翌午前0時、命を落とし、逢原雨の心は彼女のもとへ戻る。以上です」「どうする。太陽くん」と…。
太陽は「本当なら俺、大みそかの夜に死んでたんですよ。でもこの奇跡が猶予をくれた。雨と生きる時間を。それに俺はもう…十分もらったから」と雨に感謝。
そして「返します。雨に心」と伝え、日下は無言でうなずいた。
太陽は午前0時に急性心不全で亡くなりました。
−◆−
その後、雨は自宅のベッドの上で目が覚めた。ジュースを飲むと味があり、耳も聞こえる。
五感が戻っていたのだ。
すると司(白洲迅)が現れ、司は、太陽が亡くなったことを雨に伝えた。
どこにでも現れる司って、けっこう不気味やね。
で、雨は悲嘆することなく太陽の死を受け入れていましたねぇ。
−◆−
陽平(遠藤憲一)から連絡が入り、太陽が残していた花火を打ち上げると聞かされた雨。
春陽(出口夏希)たちが打ち上げた赤い花火を見上げる雨。
赤い傘と花火が被りました。
この場面を見ていて、不覚にも涙が流れちゃった。
−◆−
時は流れ、雨は夢だったパティシエになることができました。
ある日、死者が降らす雨が…。
背後で「雨」と太陽の声が聞こえた気がした雨は、赤い傘をさします。
「かなえたよ2つとも。赤い傘と未来の約束。」
雨のモノローグ<そんなの決まってるね、太陽君が私を必要としてくれたから。たくさん笑ってくれたから。一緒に生きてくれたから。それと…君が心をくれたから>
タイトル回収!!
なんか最近のドラマは伏線回収やタイトル回収がトレンドなんですかねぇ。
−◆−
ざっくりとこんな感じだった『君が心をくれたから』最終話。
大逆転で雨の五感が戻るという小生の希望は叶いましたが、太陽との幸せな日々は戻ってこなかった。
いやはや、二人の純愛には心動かされましたが、それより何より、しんどいドラマでした。
五感を失うという過酷な設定が重すぎて…。
こんなドラマをよくも最後まで観続けることができたのが我ながら意外。
途中から、雨の五感が戻る方法に興味が沸いてきて最後まで引っ張られた感じかなぁ。
太陽の命と引き換えという最も安易な方法になってしまい残念無念。
気持ちを切り替えるのが大変です。
以上。
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
- フジTV系ドラマ、番組
- -
- -
- -
- -