『不適切にもほどがある!』第7話
渚(仲里依紗)に連れられ美容室に来た純子(河合優実)は、美容師のナオキ(岡田将生)と出会う。一方、純子を送り届けた渚は、カフェで市郎(阿部サダヲ)と羽村(ファーストサマーウイカ)とのリモート会議に参加。台本の締め切りが迫る江面(池田成志)のドラマについて話し合っていた。そこへ、髪を切り終えた純子がやってくると、ナオキにデートに誘われたと話し出す。
純子はナオキとのデートで何やらいい雰囲気に・・・。令和で訪れた娘の新しい恋にチョメチョメの危機を感じた市郎は・・・!?
同じ頃、昭和では消えた純子の行方を心配したムッチ先輩(磯村勇斗)が、キヨシ(坂元愛登)を問い詰めていた。そこでタイムマシンの話を知ったムッチ先輩は、サカエ(吉田羊)のもとへ乗り込んでいき・・・!?
令和にタイムスリップしてきた純子(河合優実)が、美容院で髪を切る。
明菜カットをバッサリ切った河合優実ちゃん、愛らしいなぁ。
そして美容師のナオキ(岡田将生)とデートすることになりました。
これを知った市郎(阿部サダヲ)は「待てコラ、あばずれ!」と不適切な悪態をつく。
今週も阿部サダヲのノリが面白い!!
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タイムマシンの話を知ったムッチ先輩(磯村勇斗)。
サカエ(吉田羊)に騙されて普通のバスに乗ってるのに、未来に着いた気になってる。
そこに通行人「
五月みどりってエロイよなぁ。」
この一言で昭和だと気づくムッチ先輩。オモロイなぁ。
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サカエはキヨシ(坂元愛登)のクラスの担任・安森(中島歩)と対面。
会話の中で未婚の安森は「なぜ8頭身の自分より5頭身の市郎が人気があるのかわからない」と…。
市郎が5頭身って、言い得て妙で可笑しいなぁ。
で、不登校という概念が無かった昭和の教師・安森は
「何が何でも学校行かせます。」と昭和の対応。
不適切だぁ…。
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カラオケで古い曲ばかり唄う純子。
ふとしたことから彼女の生徒手帳を見てしまうナオキ。
そこには純子が昭和43年生まれだと記されていた!!
驚いて渚(仲里依紗)に電話するナオキ。
渚は純子が母である旨を告げるが、説明は後回し。
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デートから帰ってきた純子が「渚さんはどう思ってる?オヤジのこと」
渚「好きだよ」
純子
「ホント?良かった。あいつが幸せにならないとワタシも親離れできないから。口は悪いけどバカじゃないんだよ。だからどうか小川市郎を頼んますね」
今週も、またもや純子の本質が滲み出る発言。
小生は純子に感受性をくすぐられちゃいます。
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不登校の佐高くんについて話をしていたはずが、担任・安森(中島歩)は向坂サカエ(吉田羊)に「好きです」と告白。
マスター(袴田吉彦)が小林明子の「恋におちて―Fall in Love―」のボリュームをアップ。
後日。サカエは安森の外見が「ドンズバでタイプ」といい、だから「
板東英二だと、思うことにしました」「その見た目のせいで、どうしても採点が甘くなってしまう。これはフェアじゃない。だから、見た目以外にあなたのいい所が見つかるまでは」と告白への返事…。
恒例のミュージカルシーン。ルッキズムを取り上げた今週は少人数でしたねぇ。
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17歳の恋をテーマに脚本を書く江面(池田成志)だったが、エゴサして脚本が書けなくなっちゃって断筆宣言!!
EBSテレビの羽村由貴(ファーストサマーウイカ)は狼狽してしまいスカーフのつもりでパジャマのズボンを首に巻いて現れちゃう始末。
可笑しいねぇ。
で、市郎はエモケンに「最終回が決まらないと書けない。冗談言うなよ、俺と純子の最終回は決まってんだよ!いつか終わる、ドラマも人生も。だからそのギリギリ手前までとっちらかってもいいんじゃねぇかね。
最終回決まってないの最高じゃん。俺に言わせりゃ最高だよ。」
阪神淡路大震災で落命する運命の市郎の言葉にウルっと来ちゃうじゃん。
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ナオキと純子はレストランでディナー。
ワインを少しだけもらいという未成年・純子の不適切なセリフに、テロップがついてる。
純子は「彼女いるの?」
返事しないナオキ。
純子「そうだよね。私もいるし」
ナオキ「どんな人?」
純子「一人はヤンキーの先輩で、一人はおっぱい好きの中学生。二人とも優しいんだよね。みんな純子に。オヤジも最近優しいし。渚さんも…。」
純子の運命を知る市郎たちは彼女にいつも以上に優しくなってるからそう思うのかなぁ。
で、スマホを紛失したナオキが「終わった。」と…。
お金も払えないし、実家の連絡先さえスマホが無いと分かんない。
この結果、無銭飲食で警察のお世話になる羽目に…。
警察に駈けつける市郎たち。
警察に抵抗した純子だけが牢屋に入れられてる。
ナオキ「僕のせいなんです。スマホを落として無銭飲食になってしまって」
市郎「ごめんな純子、父ちゃん忙しくて」
渚「楽しかった?」
純子「すっごい楽しかった。ほったらかしてくれてありがとう」
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昭和に帰った純子。
「未来で一番好きな場所は?」と聞かれた純子はデジカメを取り出すも全て消えていた。
機械に頼らず脳内検索した純子は「スカイツリーも江の島も良かったけど、一番楽しかったのは・・・牢屋かな」
牢屋で、鉄の網ごしにナオキとキスしたことを思い起こす純子。
良いシーンやねぇ。
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今度こそ令和へタイムスリップしたムッチ先輩(磯村勇斗)は、息子である秋津(磯村勇斗)と対面・・・次回へ続く。
こんな感じだった『不適切にもほどがある!』第7話。
書くことが多すぎて、エモケンの脚本についてのエピソードをあまり拾えなかったぁ。
今回はゲラゲラ笑うようなシーンは少し抑えめだったかなぁ…。
その代わり、温かくて沁みる場面が多かった感じ。
良いドラマだわぁ。今季のドラマの中で一番好き。
ムッチ先輩が未来へ飛んだ次回が楽しみです。